毎年、3,000万人が敗血症に罹患し、600万を超える人々がこの疾患で亡くなっています。敗血症は、世界中の防御可能な死亡疾患第一位ですが、医学分野以外ではほとんど知られていない疾患です。
GSA(Global Sepsis Alliance:世界敗血症同盟)が始めた世界敗血症デーは、敗血症の認知度を高め、2020年には敗血症発生率を20%減らすことを目的としています。世界敗血症デーのスポンサーとは、敗血症への認識を高め、敗血症の特定と管理に役立つ適切なツールを提供することにより、回復の見込みを高めることで、世界医療向上に対する弊社のたゆまぬ取り組みを裏付けるものです。
「敗血症は非常に深刻な疾患であり、救急治療部門と集中治療室の臨床スタッフにとって診断に際しての難題となっています。」と、ラジオメーターの社長兼CEOのヘンリック・シメールは言います。「弊社は、敗血症の重大性、早期介入の重要性、敗血症の危険と徴候を発見する事の必要性を理解しています。ですから、敗血症の予防、診断、管理のための世界保健機関(WHO)と世界保健総会(WHA)の決定に支援できることを光栄に思います。弊社は、弊社のソリューションと世界敗血症デーのスポンサーを通じて、生命を危険にさらす敗血症の認知度を高め、医療機関が迅速に確実な決断を下すことができるよう、命を救うお手伝いをしていきます。」
弊社は、敗血症の診断と管理に関する最新のガイドラインをサポートする、幅広いポイントオブケア診断メニューを提供しています。弊社のソリューションは世界中で大きな価値を示しており、敗血症と敗血症性ショックの診断補助と管理補助に役立っています。
弊社のソリューションは、バレンシア(スペイン)の大学病院が開発した敗血症スクリーニングプロトコル(Code Sepsis)に採用されています。 このプロトコルの実践によって、敗血症の早期診断により死亡率とICU入院数が減少しました。「敗血症検査結果が陽性の場合は、緊急事態として患者に抗菌薬治療を行えるように、コンピュータシステムでアラームが起動するよう設定しています。」と言うのは、Universitario Doctor Peset病院の臨床検査部長のDr. Nuria Estañ Capellです。