
クレアチニン
NKDEPのクレアチニン標準プログラム
NKDEP(National Kidney Disease Educational Program)は 、どのようにして血清クレアチニンを基に正確な推定GFRを報告するか、NKDEPによる血清クレアチニン測定標準化プランをどう理解するか、クレアチニン標準化プランの結果である新しい血清クレアチニン値の反響をどう医療従事者に伝えるかなどの論点についての情報を臨床検査室に対して提供しています。
http://www.nkdep.nih.gov/
グルコース
米国食品医薬品局は正確さの基準引き上げの構え?
病院における厳格な血糖コントロール(TGC)の利点と安全性に関する、医学界内での激しい議論の余波として、血液ガス測定の正確さをめぐる論争が起こっています。利害関係者らは、「Normoglycaemia in Intensive Care Evaluation and Survival Using Glucose Algorithm Regulation」(集中治療診断における正常血糖と血糖アルゴリズム制御を用いた延命」NICE-SUGAR; NEJM 2009;360:1283–1297)といったTGCに疑いを投げかける最近の研究は、基になる血液ガス測定が不精密であるため欠陥があると論じています。事実、集中治療環境でTGCの価値を最初に証明した元々の研究では、非常に正確な血液ガス装置が使われています。現在、TGCの擁護者には、不正確な血液ガス測定を批判し、TGC治療でそういった血液ガス測定が一般的に利用されていることを嘆いている人もいます。
http://www.aacc.org
Malone B. Blood Glucose Meters. Is FDA Ready to Tighten Up Accuracy Standards? May 2010 Clinical Laboratory News
重症患者に対する、強化インスリン療法による高血糖コントロール:過去の事実を振り返ることで将来の課題を特定
この記事には、最近発表された、高血糖症の有害な影響を詳しく述べたデータや、新しく発行された、様々な急患や重篤患者母集団における死亡のリスクに対する、血糖変動の重大な影響を記述した文献が議論されています。
http://ccforum.com/content/14/6/330
Krinsley J, Preiser JP. Intensive insulin therapy to control hyperglycemia in the critically ill: a look back at the evidence shapes the challenges ahead. Crit Care 2010, 14:330
集中治療室における厳格な血糖管理の展望:グルコースメーターで十分か?
Van den Bergheらによる元々のTGC研究では、グルコース測定に精密な血液ガス装置が使用され、測定用に動脈血サンプルが採取されました。他の研究は、TGCの利点を示すもの、それに反対するものに分かれ、血液グルコースメーターと毛細管血サンプルを使用してグルコースが測定されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19028817
Mitchell GS, Bruns DE, Boyd JC, Sacks DB. Perspectives Tight Glucose Control in the Intensive Care Unit: Are Glucose Meters up to the Task? Clin Chem 2009:1 18–20
ラクテート
重症患者における高乳酸血症の発症と転帰への悪影響
高乳酸血症は、様々に異なる重症患者母集団で共通に見られます。入院時に高乳酸血症の症状がある場合またはICU入院中に新規に発症する場合、死亡のリスクが高くなります。この研究では、集中治療室の入院患者 1万3932人のラクテート値を測定するためにABL735が使用されています。動脈・静脈血のラクテート測定値が2 mmol/Lより高い場合が高乳酸血症と定義されています。データは、高乳酸血症はICU入院患者のおよそ50%に見られるため、ICUへの入室時にラクテート測定を必ず行うようにすることは疾病の予想においてメリットがあることを示しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19523194
Khosravani H, Shahpori R, Stelfox HT, Kirkpatrick AW, and Laupland KB. Occurrence and adverse effect on outcome of hyperlactatemia in the critically ill. Crit Care. 2009;13, 3, R90.
ラクテートと乳酸アシドーシス
この論文は、高乳酸血症(血中乳酸値 >1.5 mmol/L)および乳酸アシドーシス(ラクテート値 > 5 mmol/LおよびpH値 < 7.35)患者のラクテート代謝と生化学的背景の総論です。乳酸アシドーシスは、代謝性アシドーシスの最も一般的な原因であり、論文ではAおよびBタイプの乳酸アシドーシスについて説明されています。乳酸アシドーシスに関係のある敗血症および敗血症性ショックの生化学の簡潔な説明も含まれています。論文は、高乳酸血症の臨床上の重要性を考察し、多数の患者グループにおけるラクテート値の測定の価値を実証しています。
http://acutecaretesting.org/lactate-lactic
Higgins C. Lactate and lactic acidosis www.acutecaretesting.org